遺言をすることが当たり前の社会へ

行政書士として開業して9年目となりました。
開業当初から事業の目的は、遺言・相続・後見を通して人生に寄り添うです。

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誰しもいつかは‥‥

誰もが人生に終わりがあることを知っていますが、なかなか人生を終える準備をしません。
死を意識して生きていくのは楽しくないので、人の意識はに死と向き合わないようにできているのかもしれませんね。
けれども、人は100%いつか死ぬのです。
この世界で、100%起こる事なんて、そうたくさんはありません。
ですから、いつか訪れる死に備えることは、とても合理的なことです。

万が一の備えが、かたよっていませんか?

  • 社会人になったら医療保険に入る?
  • 結婚したら死亡保険に入る?

医療保険や死亡保険は啓蒙活動が功を奏し、日本人なら誰もが入って当然という認識でいると思います。
医療保険は、生きるリスクに対する備えです。
しかし、世界的にも充実した社会保険制度をもつ日本で生活するのに、医療保険は本当に必要でしょうか?
死亡保険は、死ぬリスクに対する備えです。
あなたが亡くなった後に困るのは、お金だけでしょうか?

何に備えるかを考えるパートナー

100人いたら100通りの人生があります。
資産も家族構成も履歴も、誰一人同じ人生はありません。
悩みも不安も人それぞれです。
だから、全ての人に正解となるような人生の備えはありません。

けれども、保険や年金は多くの人に必要だと認識されているように思います。
それに比べて、遺言の必要性はほとんど知られていません

病気をした時の医療保険、亡くなった時の死亡保険、そのようなピンポイントの備えだけではなく、長い人生に必要な備えはたくさんあります。そんな備えを一緒に考えるパートナーになりたいと思います。

私はこれからも、遺言・相続・後見の情報を発信することで、一人でも多くの方とそのご家族の人生が、より良いものになるように努めたいと思います。
全ての人が任意後見契約を結ぶという社会はむずかしいと思いますが、全ての人が遺言を残すのが当たり前という社会は遠くない未来に実現できると信じています。

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