登録確認機関が電話すると審査が通ることがある?

2021年08月17日

無限ループが解消できる電話?

先日、事前確認のみ担当させていただいたお客様が事務所に来られました。

ご自身で一時支援金を申請したところ、ネットでも話題になっている、無限ループにはまってしまったとのこと。

「登録確認機関だけが電話できる番号があって、そこから電話すると無限ループが解消できる!?」と言っているYouTuberがいるそうで、その番号に電話してほしいとのことでした。

登録機関専用ダイヤルに電話してみた

そんなわけないと思いつつも、申請内容を見ると、無限ループにハマっていることは確かでしたので、登録確認機関専用のダイヤルに、お客様の前で電話してみました。

本来は、事前確認において疑問なことがある時に電話する番号です。私も過去にこの番号に電話したことはありますが、事前確認を行うのを迷うケースをご相談しただけで、申請に関するご相談をしたことはありませんでした。

登録確認機関専用ダイヤルに電話して、お客様の申請状況と、私が電話している状況を説明したところ、窓口が違うとは言われましたが、きちんと話を聞いてくれましたし、こちらからの質問には、二日後に折り返しの電話をいただきました。

しかし、結局、その後もこのお客様はまた別の書類の提出を求められるという無限ループから抜け出せませんでした。

無限ループは特例適用をしていないから?

念のために書いておきますと、この方は、不正需給の類ではなく、確定申告書に一件、申告漏れがあったのと青色申告特別控除を入れていなかったことで、修正申告をされた方でした。

事業の実態のある個人事業主の方であることは、お客様と直接お会いできる私には確認できることですが、事務局のマニュアルでは確認できないことなのかもしれません。私からすると、同じ業種の方の申請を数件代行させたいただきましたが、全員申請が通っているのにこの方だけ申請が通らないのはとても不思議な状況でした。

ただし、この方は修正申告書をもって一時支援金の申請をしているので、A1申請とすべきところ、通常申請をしていました。

月次支援金の申請フォーム「入力(5/7)特例適用の選択」を誤ったために、このような状況になったのだと推察します。ただし、この部分は、修正するときもロックがかかっているので、基本的には変更できません。

このままでは、月次支援金の申請が間に合わないという時期になり、月次支援金の申請は私が代行して行いました。

申請通りました!

一時支援金の最後の修正を行ってから一週間以上たった先日、お客様から「申請が通りました!」というお電話をいただいて、ビックリ!

その日の朝、お客様のアカウントで確認した時は、申請内容確認中というお決まりの文言だったのに、電話の最中に確認したところ、振込手続き中と変わっていました。

何があったのか分からず、どうして急に通ったのかお客様にお聞きしました。

「事務局に電話して、けっこう怒って状況を説明しました!」

と言われていました。

この方の場合、そもそも確定申告の修正をしたのも、一時支援金の電話窓口に相談して指示されたからで、その後の修正も電話で相談しながら進めていたのに無限ループにはまっていたのでした。

まとめ

今回の件で分かったのは、

  1. 審査の独立性を保つために、電話窓口の人と審査をする人は全く別だということ
  2. 電話窓口の方の言うことを実行しても、審査が通らないことがあるということ
  3. 登録確認機関専用ダイヤルに電話しても解決しないということ
  4. ご本人が電話で状況を説明して、「私が話していることを審査部に伝えてください」とお願いしたから審査が通ったのかもしれないということ

終わりに

約二ヶ月間、一時支援金の修正を頑張ってこられた方が、結果的に申請が受理されて本当に良かったと思います。ご本人が申請マニュアルをきちんと理解し、電話できちんと説明できたから申請が通ったのかもしれませんし、電話しなくても申請が通る日だったのかもしれません。真実は分かりませんが、とにかく、一時支援金の受給要件を満たしている方の申請が、無限ループ後に受理されました。